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【種子/10粒】Tulista marginata (JAA 1920)/ツリスタ・マルギナータ

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【Tulista marginata (JAA 1920:Ashton, RSA)】
◎自家採種・2026年6月採種

★★★★★
ツリスタはかつて「硬葉系ハオルチア」と呼ばれていた仲間の一部がハオルチアから分離してできた属です。具体的にはHaworthiaの亜属、subg. Robustipeduncularesに分類されていた種で構成されており、分子系統解析の結果これらが狭義のHaworthiaと近縁ではないことが判明し今に至ります。これらアロエ連/Aloeaeの植物達は近年の系統発生学的研究によって分類が大きく変わっており、例えばかつてのAloeも多系統群であることがわかり一部の種がAloidendron, Aloiampelos, Aristaloe, Gonialoe, Kumaraへと分離、Haworthiaも前述の通りsect. HexangularesがHaworthiopsis, subg. RobustipeduncularesがTulistaへと3属に再分類されました。
系統樹において、Tulistaは実際にはHaworthiaとそこまで近縁ではなく、むしろGonialoe(G. variegata/千代田錦などの仲間)の姉妹群、つまり最も近いことが示されています。その他にAristaloe(A. aristata/綾錦)とAstrolobaにも近縁で、これら4属で単系統群を形成します。
Tulistaは花自体の見た目こそHaworthiaにそっくりですが、花序ががっしりしており途中でよく分岐するのが特徴で、全ての種が西ケープ州に固有です。

本種は西はAshtonとBredasdorp、東はRiversdale周辺まで分布があります。“JAA 1920”はAshton産です。通常は葉にイボ/tubercleはない、もしくは少しだけある程度ですが、T. minorとの自然交雑個体だと思われるイボがよく目立つものも自生しています。
成長こそ遅いものの丈夫で栽培しやすい種です。
★★★★★

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