-
【種子/5粒】Euphorbia clava (Groenrivier farm, RSA)/ユーフォルビア・クラバ
¥500
【Euphorbia clava (Groenrivier farm, W of Qonce, RSA)】 ◎自家採種・2025年5月採種 ★★★★★ ケープ州南東部に分布する、“clava(=棍棒)”の名の通り棍棒状に生育するユーフォルビア。花柄は枯れた後も若干残り続けます。 産地のGroenrivier(Green River)はQonce(King William's Town)の西にある農場です。 ★★★★★
-
【種子/5粒】Euphorbia huttoniae (Grahamstown, RSA)/ユーフォルビア・フットニアエ
¥600
【Euphorbia huttoniae (Grahamstown, RSA)】 ◎自家採種・2024年7月採種 ★★★★★ 杯状花序の黄色の腺体が特徴的なタコモノ系ユーフォルビア。E. inermis(九頭竜)の名で本種やE. esculentaが誤って流通することがあります。 本種はE. inermisの変種とされたこともあり、実際に本種の分布域にはE. inermisも豊富に自生しているそうですが、中間個体のようなものは特に聞いたことがありません。 学名は元々“Euphorbia huttonae”として命名されましたが、国際藻類・菌類・植物命名規約に従うと“Euphorbia huttoniae”が正しいです。 ★★★★★
-
【種子/4粒】Euphorbia loricata (Clanwilliam, RSA)/ユーフォルビア・ロリカータ
¥3,000
【Euphorbia loricata (Clanwilliam, West Coast, RSA)】 ◎自家採種・2025年5月採種 ★★★★★ 南アフリカの主に冬に降雨がある地域であるVredendalにClanwilliam、更にTankwa KarooからLaingsburgと比較的広範囲に分布するユーフォルビアの一種。国内で一般に「ユーフォルビア・ロリカータ」として流通しているもののほとんどは紅彩閣/E. heptagonaとの園芸交配種である「紅彩ロリカ」だと思われます。 本種は潅木状に育ち、花柄(かへい)が枯れた後もトゲとして残り続けるのが特徴で、特に株の上部のほうは沢山のトゲに覆われます。ちなみにE. heptagonaのトゲも不稔の花柄が変化したものです。花柄の色は赤~緑とクローンによって異なります。 冬の間はたくさんの葉を伸ばし、夏になると落葉する傾向があります。基本的に雌雄異株ですが、株によっては雄花と雌花が同時に咲く場合もあるようです。 そして本種は特にE. multifoliaと近縁で姿もよく似ていますが、後者に比べて枝がより細く、“こぶ(tubercle)”の形状もやや異なるように見えます。 iNaturalistで確認する限り、ClanwilliamなどCederberg周辺に自生する個体は基本的に背が高くより“潅木”といった見た目をしていますが、Tankwa Karooのほうの個体は低位置で枝が密に分岐し“クッション”のような姿になるようです。この系統はClanwilliam産として入手し、実際にClanwilliamに自生する株と同じような姿に育っています。 「紅彩ロリカ」ではない産地情報付きのE. loricataはかなり貴重なコレクションでしょう。性質も気難しくなく、大きく育った姿もかっこいいのでぜひ種子から育成してみてください。 ★★★★★
-
【種子/5粒】Euphorbia meloformis (Port Elizabeth, RSA)/ユーフォルビア・メロフォルミス
¥650
【Euphorbia meloformis (Port Elizabeth, RSA)】 ◎自家採種・2025年4月採種 ★★★★★ Port Elizabeth産の“典型的な”メロフォルミス。栽培下では珍しいと思います。 E. validaは基本的にE. meloformisのシノニムとされますが、どうやら形態差はあるようです。E. validaは花柄が枯れたあとも明確に株に残り続け、大きくなると株は円筒状になり、株の頂点部は丸みを帯びており凹まないとされます。対してE. meloformisは大きくなっても球形で、株の頂点部が凹みます。どちらも通常は単頭で育ちます。 中間個体群があるのかは分かりませんが、E. validaはE. meloformisよりも北に分布をもつそうです。 Port Elizabeth産のこれはまさにE. meloformisの特徴をもったものです。実際にPort Elizabeth周辺には本種がたくさん自生しています。 当方が所持している株は個体によって稜の深さが多少異なりますが、これは自生地でも同じであるようで、現地の株を確認しても稜の深さは様々です。 株の縞模様は季節や栽培条件によって変化します。 ★★★★★