【Adenium multiflorum (Phalaborwa, Limpopo, RSA)】 ◎輸入種子 ★★★★★ ザンビアから南アフリカ北東部まで広範囲に分布するアデニウムの原種。こちらは南アフリカ、リンポポ州のPhalaborwa産のものです。 形態はA. obesum complexと似ていますが、分布がより南である、基本的に葉を伸ばす前に花を咲かせる、花冠筒から雄蕊が明確に突き出る点などが異なります。 ★★★★★

【Pachypodium succulentum (Bloemfontein, Free State, RSA)】 ◎自家採種・2024年6月採種 ★★★★★ マダガスカルに多くの種が分布するパキポディウムですが、本種は南アフリカ固有種で、南アフリカには広範囲に渡って分布があります。こちらは南アフリカの3つの首都のうちの1つであるBloemfontein産のものです。 春の芽吹きと共に可憐な花を咲かせます。小さな株でも花は咲きますが、大きくなって枝数が増えると花の量も多くなります。 Bloemfonteinは冬に氷点下になることもあり、断水状態であればある程度の寒さにも耐えると思います。全体的に丈夫な植物です。 ★★★★★

【Stapelia hirsuta var. hirsuta (Bainskloof, NE of Paarl, RSA)】 ◎自家採種・2025年5月採種 ★★★★★ S. hirsutaはいくつかの変種に分けられますが、特にvar. hirsutaは東ケープ州南西部から西ケープ州南西部、更に北上して北ケープ州西部まで広範囲に分布します。 var. hirsutaは地域によって様々な姿のものが存在し、かつてはそれぞれに多くの学名を与えられていたものの、それらは中間形態で繋がっているため現在は専らvar. hirsutaにまとめられています。同一地域に生えていてもクローンによって花色や花中央の副花冠の形態はやや異なります。 こちらは西ケープ州南西部、Paarl近くのBainskloof産の系統です。当方とガガイモに詳しい方で花を確認した限り産地は間違いありません。Stapeliadsと呼ばれるこれら多肉ガガイモの仲間は人工授粉が難しく基本的に受粉はハエに任せることになり、栽培環境下ではよく雑種を形成し一般に流通しているのはそのようなものが多いです。更に産地ごとに管理しているものとなるとまず見かけないでしょう。 この種子は当方で栽培している親株から採取したものですが、近縁種とはある程度隔離しているため交雑の可能性は低いと思います。この系統がどのような花を咲かせるかは商品画像を参考にしてみてください。 ★★★★★

【Stapelia hirsuta var. hirsuta (Bainskloof, NE of Paarl, RSA)】 ◎自家採種・2025年5月採種 ★★★★★ S. hirsutaはいくつかの変種に分けられますが、特にvar. hirsutaは東ケープ州南西部から西ケープ州南西部、更に北上して北ケープ州西部まで広範囲に分布します。 var. hirsutaは地域によって様々な姿のものが存在し、かつてはそれぞれに多くの学名を与えられていたものの、それらは中間形態で繋がっているため現在は専らvar. hirsutaにまとめられています。同一地域に生えていてもクローンによって花色や花中央の副花冠の形態はやや異なります。 こちらは西ケープ州南西部、Paarl近くのBainskloof産の系統です。当方とガガイモに詳しい方で花を確認した限り産地は間違いありません。Stapeliadsと呼ばれるこれら多肉ガガイモの仲間は人工授粉が難しく基本的に受粉はハエに任せることになり、栽培環境下ではよく雑種を形成し一般に流通しているのはそのようなものが多いです。更に産地ごとに管理しているものとなるとまず見かけないでしょう。 この種子は当方で栽培している親株から採取したものですが、近縁種とはある程度隔離しているため交雑の可能性は低いと思います。この系統がどのような花を咲かせるかは商品画像を参考にしてみてください。 ★★★★★