【種子(少量パック)/10粒】Pachypodium stenanthum (PV 2087)/パキポディウム・ステナンツム
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【Pachypodium stenanthum/P. cactipes auct. (PV 2087:Ankaramena, Taolagnaro Distr., Madagascar)】
◎自家採種・2026年7月採種
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マダガスカル南東、Taolagnaro近郊に分布するパキポディウム。これまでP. cactipesの名で知られてきましたが、近年に改めてタイプ標本を調査した結果、どうもその学名が本来適用されるべき植物は異なるといいます。
マダガスカルの植物、特にアロエやユーフォルビアを研究しているCastillon氏らは、P. cactipesのタイプ標本の採取地はずっと北であるP. rosulatum (subsp. rosulatum)の分布域で、Taolagnaro周辺に分布するこの植物は実際にはPachypodium rosulatum f. stenanthaとして記載されたものに該当、更にこれを種に格上げしてP. stenanthumとしました。このようにタイプ標本と照らし合わせた結果長らく知られてきた種の誤認が発覚するのは定期的にあります。
P. stenanthumは高さが最大で1mほどになり、幹(コーデックス)はよく太ります。春には枝の先端から花茎を伸ばし、直径5cmほどの大きな黄色の花を咲かせます。Pachypodium rosulatum complexの種はそれぞれ見た目がよく似ていますが、本種は大きな黄色の花を咲かせること、トゲの配置がまばら且つ規則正しいこと、そしてマダガスカル南東部のTaolagnaro近郊に固有であることで他と区別されます。
こちらは貴重なフィールドナンバー付(PV 2087)の系統で、Taolagnaro DistrictのAnkaramena産です。自生地であるTaolagnaro近郊は雨が多い故か、他のパキポディウムに比べて(特に成長期は)かなり水を欲する印象があり、水を与えないと幹がベコベコに萎んでしまうこともよくあります。それさえ気をつければ丈夫な植物です。
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