【Pterodiscus luridus (Bloemfontein, Free State, RSA)】 ◎自家採種・2025年7月採種 ★★★★★ 塊根ができるゴマ科の植物。こちらはBloemfontein産の系統です。 近似するP. ngamicusのコーデックスは地上部にできますが、本種は地上部と地下部が両方太ります。葉の鋸歯が目立つのも特徴です。 花付きはよく自家受粉での結実も可能ですが、1つの実に対する種子の数が非常に少なくあまり量産できる植物ではありません。 性質は丈夫ですが、ハダニがつきやすいため殺ダニ剤は用意しておいたほうが無難です。 ★★★★★

【Pterodiscus ngamicus (Polokwane, Limpopo, RSA)】 ◎自家採種・2025年12月採種 ★★★★★ 南アフリカ北部からナミビア、ボツワナ、ジンバブエ、モザンビークにかけて分布する、ゴマ科の植物。種小名はボツワナのンガミ湖/Lake Ngamiが由来です。 仲間であるP. luridusと似ていますが、コーデックス部分が地中にも及ぶそちらに対し、本種は完全に地上部にのみ形成します。夏の間は枝葉を伸ばし、そこからゴマ科らしい綺麗な花をたくさん咲かせますが、冬には枝ごと落葉し、幹(コーデックス)のみとなります。 花付きはよく自家受粉による結実も可能ですが、この属の植物らしく1つの実に入っている種子が基本的に2つのみで、あまり量産できる植物ではありません。 性質は丈夫ですが、ハダニがつきやすいため殺ダニ剤を用意しておいたほうが無難です。 ★★★★★