【Euphorbia meloformis (Port Elizabeth, RSA)】
◎自家採種・2024年7月採種
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Port Elizabeth産の“典型的な”メロフォルミス。栽培下では珍しいと思います。
E. validaは基本的にE. meloformisのシノニムとされますが、どうやら形態差はあるようです。E. validaは花柄が枯れたあとも明確に株に残り続け、大きくなると株は円筒状になり、株の頂点部は丸みを帯びており凹まないとされます。対してE. meloformisは大きくなっても球形で、株の頂点部が凹みます。どちらも通常は単頭で育ちます。
中間個体群があるのかは分かりませんが、E. validaはE. meloformisよりも北に分布をもつそうです。
Port Elizabeth産のこれはまさにE. meloformisの特徴をもったものです。実際にPort Elizabeth周辺には本種がたくさん自生しています。
当方が所持している株は個体によって稜の深さが多少異なりますが、これは自生地でも同じであるようで、現地の株を確認しても稜の深さは様々です。
株の縞模様は季節や栽培条件によって変化します。
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