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【種子(大容量お得パック)/50粒】Haageocereus chalaensis (JN 1520)/ハーゲオケレウス・カラエンシス

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【Haageocereus chalaensis (JN 1520:Atiquipa, Peru, 245m)】
◎自家採種・2026年6月採種

★★★★★
ペルー南部、沿岸部の砂漠地帯に自生する、枝が地を這う奇妙なサボテン。H. chalaensisは現在H. decumbensのシノニムとして扱われており、Chala近郊に自生するローカルフォームといったところです。“JN 1520”はChalaのすぐ近くに位置するAtiquipa産の系統。

本種は一見するとメキシコ、バハ・カリフォルニア・スル州に固有のStenocereus eruca/入鹿とそっくりな姿をしていますが、実際には分布も系統発生学的にも大きく異なり、同じカクタス亜科/CactoideaeではありますがStenocereusがエキノケレウス連/Echinocereeaeなのに対し、Haageocereusはトリコケレウス連/Trichocereinaeに位置します。おそらくはどちらも沿岸部の不安定な砂質の土壌と風に対し、自ら地を這うように生育することで根元から倒れることを防ぐよう進化したのだと思われます。

丈夫で栽培自体はあまり難しくありませんが、株がそこそこ大きくならないと開花せず、1つの花は1晩しか咲かないかつ自家不和合性で更に花付きも控えめであるため、種子を得るのは難しい部類です。複数クローン育てていても開花が揃わないことが多いため、開花時に花粉を収穫・保存しておくなどの工夫が必要かもしれません。ただ挿し木によるクローン繁殖は可能だと思います。

Stenocereus eruca/入鹿は有名で国内の植物園でも多く栽培されていますが、対してそれとそっくりなHaageocereus decumbens/chalaensisは全くといっていいほど知名度がなく栽培もされていません。地を這う姿といい収斂進化の例といいとても面白いサボテンなのでぜひ育ててみてください。
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